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会社の倒産やリストラなどで収入が激減し、住宅ローンの返済が苦しくなるケースは少なくありません。ここで最悪なのは、滞納を放置し続けること。滞納が続くと債権者である金融機関は裁判所を通じて強制的に不動産を売り、その売却代金から残った住宅ローン債権を回収するという「競売」に踏み切ります。その結果、家主は住まいを失い、なおかつ残債を払い続けなければならないことに……。
こうした事態を回避するために、「任意売却」という選択肢があります。こちらでは、仲介売却や不動産買取などを手がける広島市東区の「有限会社アソック」が任意売却について解説します。
住宅ローンの滞納状況は、3つのステージに分けることができます。しかし、各ステージ間の時間的余裕がないことも多いため、できるだけ早い段階で対処するのが得策です。
STAGE1 要注意段階
STAGE2 警告段階
STAGE3 緊急事態
住宅ローンの滞納を放置していると、銀行などの金融機関は抵当権を主張して不動産を差し押え、「競売」を実施して資金を回収しようとします。ひとたび競売になると、債務者である家主には手の打ちようがありません。そのうえ相場の3割から5割程度も不動産を安く売り叩かれ、手元にあるのは残債だけ……といった悲しい結末を迎える可能性もあるのです。
任意売却は、競売を回避しつつできるだけ有利な条件で不動産を売却するための最終手段。競売のように売値が大幅に下がることもないので、売却金額の一部を残債の支払いに充てたり、今後の生活費に充てたりすることもできます。
不動産の価値を住宅ローンの金額が上回っている状態が当たり前のようになった今日では、完済間近でない限り、不動産を売却しても住宅ローンの残債を全額返済することはできないでしょう。しかし、競売になればそれ以上に厳しい結末が待っています。
競売という最悪な結果を回避できるのが任意売却のメリットですが、対策に必要な時間は限られています。住宅ローンの滞納によって競売の可能性がある方は、執行される前にできるだけ速やかに任意売却のプロへ相談しましょう。
滞納期間 | 状況 | この段階なら ご相談ください |
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ローン滞納直前 | 住宅ローンの返済が厳しさを増している 月々の支払いは守っているものの、家計が苦しい状態です。 |
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3ヶ月まで | 滞納により銀行から督促状が届く 金融機関から督促状や催告状が何度も届くようになると、競売が現実味を帯びてきます。 |
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4ヶ月まで | 競売の開催通知が届く 金融機関からの最後通告です。今後4~5ヶ月で家や土地が競売にかけられることになります。 |
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5ヶ月以上経過 | 裁判所の執行官が調査に家を訪れる 競売が近づくと、執行官が家や土地を調査に訪れます。不動産関係者が同行することもあります。 |
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任意売却のラストチャンス | ||
競売開始! |
競売と任意売却では、状況はどう変わるでしょうか? 残債、返済方法、プライバシー、立ち退きの有無、引越費用、今後の生活などさまざまな要素でその違いを比較してみたのが下表です。ご覧の通り、あらゆる点で任意売却が有利であることがわかります。
比較要素 | 競売 | 任意売却 |
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残債 | × 残債を返済する余地が生まれません。市場価格よりはるかに安値で売却させられるからです。 | ○ 市場価格に近い売値がつくので、残債を減らすだけのゆとりが生まれます。 |
返済方法 | × 残債の返済方法について交渉が利きません。したがって、完済まで無理な支払いが続くこともあります。 | ○ 競売と異なり、返済方法について交渉の余地があるので、無理のない範囲で毎月の支払額を再設定できます。 |
プライバシー | × 官報や新聞、広告などに競売情報が掲載されるため、第三者に知られる可能性があります。 | ○ 任意売却は秘密厳守で行われるので、売主のプライバシーが第三者に知られることはありません。 |
立ち退き | × 買主の都合によっては早々に立ち退かなければならないこともあります。 | ○ 売主の事情、都合を考慮しながら交渉を進められるので、立ち退きを無理強いされるようなことはないと言えます。 |
引越費用 | × 立ち退き料の支払いはなく、費用も自分で用立てなければなりません。 | ○ 売却時の交渉次第では引越費用などを残せるので安心です。 |
今後の生活 | × 競売で財産の大半が失われるため、今後の生活に見通しがつかなくなります。 | ○ 十分な資金を元手に新しい生活をスタートさせられます。 |
PICK UP!競売にかけられる前に任意売却を!
大切な住まいが二束三文で売りに出されてしまうのはもちろん、国が運営する「不動産競売物件情報サイト~通称BIT~」に物件情報が公開されたり官報などに掲載されたりすることで、第三者にその事実を知られるというのもつらいところです。競売になるとさまざまな不都合が重なるため、売主にとっては極めて不幸な結末と言えます。こうなる前に、任意売却を検討しましょう。